なぜ高気圧・高濃度酸素浴を研究するのか?



石原教授の研究対象は「発育・発達、老化、運動や環境の変化によって神経や筋の特性がどのように適応するのか」という点にあります。特に、宇宙空間(無重力)への滞在が筋細胞や神経細胞におよぼす影響が興味深い研究対象となりました。

スペースシャトルや宇宙ステーションは、高度300kmの軌道上を時速30,000kmで飛行しています。スペースシャトルや宇宙ステーションは90分で地球を1周するので、宇宙飛行士は90分に1度、日の出を見る事になります。さらに、スペースシャトルや宇宙ステーション内の気圧、磁気、放射線などの強さや量は地上とは異なります。宇宙での生活環境は、宇宙飛行士にとって非常に過酷なのです。石原教授は、こうした苛酷な環境にさらされる宇宙飛行士の肉体的、精神的ダメージを回避し、健康や体力を維持するため、高気圧・高濃度酸素浴の研究を開始しました。




高気圧・高濃度酸素浴は
もっと安全・効果的に行える



石原教授は、ヒトや動物を用いた豊富な試験から、安全で最適な効果を得るには、適切な気圧と酸素濃度が同時に必要だということを見出しました。高気圧や高濃度酸素の研究は他でもなされていますが、安全性と効果を両立する気圧と酸素濃度の設定を具体的に研究しているのは、石原教授だけといってもよいのではないでしょうか。

この、利用者の安全や利便性にまで留意した研究アプローチは、(宇宙における)人間の健康・体力の維持・増進というものを目的とした石原教授ならではのもです。


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